お盆の過ごし方

「お盆」とは解りやすく例えば、お客様であるご先祖様をもてなす儀式です。

迎え火を焚いて丁寧に迎え、送り火を焚いてお見送りします。      

お客様がいらっしゃるので墓地や仏壇を掃除し、お経をあげ、お供え物をしておもてなしをします。

時期は東京などの大都市部や東北・北陸地方の一部の都市など農繁期と重ならない地域では新暦7月15日がお盆で、東京盆と呼ぶこともあります。

そしてほぼ全国的に多くの地域が8月15日がお盆となっておりますがお盆の過ごし方や日程は地域やお寺や宗派により異なりますし、コロナ禍の今、様式も変わっておりますので菩提寺がある場合は、必ず菩提寺にご確認下さい。

・お経の手配はなるべく早く

お寺によっては3ヵ月位かけて檀家回りをしたり、お盆期間中に檀家をお寺に集めて合同で行うこともありますので菩提寺にご確認ください。

・13日までに仏壇、墓地の清掃をし、盆棚(精霊棚)を作ります。

小机を用意し、その上にマコモを敷き、供え物を供えます。

用意した牛と馬を飾り、位牌や仏具も仏壇から出して盆棚に飾ります。

盆提灯は精霊棚の近くに飾ります。

※精霊棚を使わず、仏壇をそのまま利用しても構いません。

・13日の夕方に外に白提灯を吊るします。

安全のため白提灯は火(ローソク)を灯さないことをお勧めします。外に吊るせない場合には、玄関内に吊るしたり、仏壇の近くになど室内に吊るしましょう。   

キュウリの馬を置き、ほうろくの上でオガラを燃し迎え火を焚きますが、外で火を使えない場合は迎え火ローソクで代用したり、火を点ける形だけでも大丈夫です。キュウリの馬も精霊棚に置き、皆様で線香をあげます。

キュウリの馬とナスの牛はご先祖様の乗り物の精霊馬(しょうりょうま)と呼ばれ、キュウリはご先祖様が早く帰って来られるように脚の速い馬に見立て、ナスはたくさんの供物を乗せてゆっくり戻られるようにと牛に見立てています。

・14日・15日には、お寺さんにお経をあげてもらいます。

お供えをする3度の食事はご家族の皆様と同じものを供えてもかまいません。

・16日の夕方に

迎え火を焚いたのと同じ場所にナスの牛を置き、ほうろくの上でオガラを燃やし送り火を焚きます。迎え火と同様に送り火ローソクで代用したり、火を点ける形だけでも大丈夫です。白提灯は菩提寺か販売店に納めてお焚き上げしていただきましょう。

準備するもの

お盆 Q&A

Q 四十九日法要より前にお盆を迎えた時は?

A 地域の習慣もありますが、一般的には翌年が新盆となります。

Q 準備は?

A  白提灯を飾る以外、基本的にはいつものお盆と大きく変わりませんが、読経の際に親戚   や友人を招くこともあります。お盆は僧侶が多忙な時期ですので、読経の依頼は早めにしましよう。

Q マンションなので迎え火・送り火が焚けません。

A 家の外で火を使えない場合、仏前のローソクで代用したり、「迎え火・送り火ローソク」を利用します。また、ローソクを使えない場合には仏前で手を合わせてお迎え・お送りに代えることもあります。

Q 白提灯は毎年飾る?

A 白提灯は新盆専用です。お盆の後に菩提寺または購入店に納め、「お焚き上げ」します。

Q お盆にお招きした方への御礼の方法は?

A 読経の参列者には食事などでもてなし、引物を渡します。また、自宅へのお参りのみの方にはささやかな引物を用意しておき、お帰りの際に渡します。

ご仏前が高額な場合には、後日改めてお礼の品を贈ることもあります。

Q 神式にも新盆はあるの?

A 神式にもお盆の霊祭があります。迎え火などの風習は地域により異なりますが、先祖を供養するという本質はかわりません。


京典の「いきいきクラブ」会員特典

  • 祭壇レンタル 無料

2段飾りを仏具付きで無料にて貸し出しています。

台のみ、仏具のみ、花瓶のみでも貸し出しいたします。

  • お盆提灯 40~50% off

国内メーカー品が最大半額です。モダンで小ぶりな盆提灯も各種ご用意しており、発送も承ります。ご親戚へのお供物にいかがでしょうか。

  • 提灯の組み立てサービス 無料

盆提灯は組み立て式で、重みのある木材で作られてある物や組み立て方法もそれぞれ異なり手間がかかります。

京典では組み立てや片付けのお手伝いをいたしており、ご高齢の会員様や初めてお使いになる会員様に大変喜ばれております。

 

  • お線香の交換サービス ※一部有料

頂き物でお好みの香りではないお線香を他の商品と交換いたします。

  • 引物はご利用分のお支払いでOK!

お参りに来ていただいた方に配る引物は、ご利用された分のみの

お支払いで結構です。

  • 準備お任せパック ※一部有料

祭壇の設営からオガラ・牛馬などのお盆用品、お供え物、お花の手配まで全て京典がご用意します。

※祭壇は無料。用品は有料となります。

 

詳しくは京典までお電話ください。

 

京典は皆様から頂いた「あったらいいな」のご意見を大切にしています。

「ご葬儀まで」ではなく「ご葬儀から」

お困りのことは遠慮なく24時間ご相談下さい。

 

 

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