お悔やみの言葉について

ご不幸を直接伺った時や葬儀に参列した際に、ご遺族の方になんとお声掛けを

していいかと、迷う事はありませんか?

失礼があってはならないと思うがために、却ってぎこちなくなってしまったり…

思いを伝える事の難しさを痛感されている方も多いのではないでしょうか。

一般的な例をご紹介いたします。

ご遺族様とお話をする場合は、「この度は心よりお悔やみ申し上げます」と

言うのが一般的のようです。

その際に「ご愁傷さまです」と併用して「この度はご愁傷さまです。

心よりお悔やみ申し上げます」と伝えてもよいかと思います。

 

弔電の文中では、「ご逝去の報に接し、謹んでお悔やみ申し上げます」や

「突然の悲報に接し、心からお悔やみ申し上げます」などの言い回しが

よく使われます。

その他、「謹んで哀悼の意を表します」や「ご冥福をお祈りいたします」なども

使われます。

 

京典に「弔電を送りたいけれどどうしたらよいか」とのお問い合わせが時々あります。

葬儀社では弔電は取り扱ってはおりませんので、NTT(115)や郵便局やネット等で

お申込みください。

なるべく使わない方がよい言葉

忌み言葉と言って、なるべく使用を控えた方がよい言葉があるようです。

お悔やみの場での忌み言葉の代表的なものは直接「死」を連想させるものです。

「死亡」は「逝去」や「永眠」

「急死」は「急逝」や「突然のこと」

「生きていた時」は「お元気だった頃」などと言い換えると和らぐので良いかと思います。

 

重ね言葉も不幸を続く事が連想されますので控えた方が良いようです。

「ますます」「たびたび」「次々」などです。

「再び」「追って」なども同様です。

さらには「消える」「落ちる」「大変」などの言葉も使わない方もいらっしゃるようです。

 

また、励ますつもりの「頑張ってください」とか「元気を出してください」などの

言葉もご遺族様にとって時として負担に感じるかも知れません。

悲しみの中にいらっしゃるご遺族の方に葬儀の席で掛ける言葉は、お相手の気持ちに

寄り添い、慎重に選ばれるのが良いかと思います。

 

 

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