お線香でのお参りの注意点
小平市 葬儀の京典です。
お葬儀に行った際、また仏壇でのお参りの際、お線香でお参りという機会があると思います。よく聞かれる中にお線香は何本ですか?と言う事があります。細かい話を言うと宗派や地域によって本数が違いますし、中にはお線香は立てないで、寝かして置くという形もあります。お参りに来る方の宗派は様々ですし、本数も普段慣れている形で良いのかなと思います。形にこだわるより心のこもったお参りをする事が大事だと思います。
さて今回の本題ですが、最近のお線香は少煙タイプの物と昔ながらの煙がたくさん出るタイプの物が御座います。少煙タイプの物はその名の通り煙が少ないのですが、線香に火をつける際に線香自体からあまり炎が出ません。ですので一見線香がしけていて火が着かないように思いますが、普通に火はついております。ローソクの炎に5秒もつけていれば十分です。
一方昔ながらの煙がたくさん出るタイプですが、こちらは線香自体から炎が結構出ます。その炎を消す際の注意点ですが、もちろん口からの息で消すのはよくありません。よく見るのがお線香を振って消そうとする仕草です。このやり方ですとお線香が折れて火の着いた先の部分が飛ぶ危険がありますので注意が必要です。
それではどのように消すのがいいのかと言うと、炎の着いたお線香をまっすぐ持っていただき、持った手を眉間のあたりまで上げます。その後にその手を垂直におへそのあたりまで、すっと降ろします。すると不思議な事に炎が消えます。これでしたらお線香が折れる危険もございませんし、仕草としてもスマートです。
もし、機会があればお試しください。
以上 小平市 葬儀の京典でした。