喪中はがきについて
そろそろ喪中はがきの準備をする時期になりました。
一般的には「喪中はがき」と呼んでおりますが、正式には
「年賀欠礼状」と言うそうです。
年賀状をやり取りしている方々に欠礼を伝えるお知らせです。
喪中とは明治時代に定められた太政官布告の中の
「服忌令」(ぶっきれい・ぶっきりょう)で細かく定められたようです。
それも昭和22年に廃止されてからは明確な期間はないようですが、
近年では1親等までは亡くなられてから12~13ヶ月、
2親等では3~6ヶ月と考えられています。
Q:いつごろに出したらいいのですか?
A:郵便局での2024年用年賀状の販売が2023年11月1日で、年賀状の受付が12月15日なので、行き違いにならないように11月初旬から12月14日頃までに出されるとよいかと思います。
Q:12月後半に不幸があった場合はどうすればよいでしょうか?
A:年内に喪中はがきが出せなかった場合は「寒中見舞い」でご挨拶をするのがよいと思います。
寒中見舞いとは「松の内」後の1月8日から「立春」の2月4日までとされております。
京典では会員様向けサービスのひとつとして喪中はがき印刷を会員価格にて承っております。
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喪中期間におけるお正月の過ごし方
昔から喪中期間は、神社への参拝や神棚のお供え、そして新年のお祝いは控えると言われておりますが、喪中用のおせちなどを販売している百貨店や料理店もあるようです。
「喪中用おせち」とは「賀正」「寿」等の装飾や献立名も意味いわれを記載しないところが多いようです。
また、四十九日を過ぎていればおせち料理を普通に食する地域もありますし、重箱に入れずに普通のお皿を使えばおせち料理は食べても良いとしている地域もあるようです。
生活スタイルの変化もありますので、それぞれの家庭のお考えで良いかと思われます。
喪中はがきが届いたら
Q:喪中はがきが届いて初めて相手が喪中である事を知りました。どうしたらよいでしょうか?
A: 喪中はがきを受け取ったとしても、何もされないという方もいらっしゃいます。
必ずしも何かすべきという事はないのですが、身内の方を気遣う「喪中見舞い」を出したり、手紙と共に品物を送るかたもいらっしゃいます。
Q:贈るとしたらどんな品物がよいのでしょうか?
A:お香典の代わりに、お花やお菓子、ギフト券を送られる方が多いようです。
品物ではなく御仏前(現金)を送る方もいらっしゃいます。
品物の熨斗は「御仏前」や「御供」が使われます。
また、お線香を送る方もいるようです。
葬儀だけでなく葬儀後も何かと迷う事が多いかと思います。
そんな時はどうぞお気軽に京典までご相談ください。